2020
Aug
13
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【株雑記】「賢明なる投資家」のレビュー~第6章~
今日は「賢明なる投資家」の第6章を読んだ感想と備忘録。
第6章 積極的投資家の分散投資―消極的戦略―
第6章は積極的投資家の投資方針に関する章ですが、基本的には前章の防御的投資家に向けたコメントと大差がありません。
優良債権と優良株式に投資しろ、というのが結論です。
この章の大半が債券に関する説明に充てられていて、あまり参考にはなりませんでした。
気になったので、日本の個人向け社債の利回りを見てみたら、ソフトバンクの個人向け社債で利回り2%程度。
マイナス金利とか言っている時代だから仕方がないですが、少なくともグレアムさんが言うような「最低25%は債券を保有しろ」という投資方針は時代に合っていない気がします。
個人的には「単利でうまみが小さい」、「流動性リスクがある」という二つの理由から債券投資は(今のところ)検討外ですね。
この章で意外だったのが、「新規公開株(IPO)」に対して否定的だったことです。
「IPOは公開直後は高値が付きやすいが、歴史的に見てその後暴落することが多く投機的側面が強い」ことからグレアムさん的には勧めないようです。
第6章は債券の話ばかりでしたが第7章からはいよいよ普通株の話がでてきます(やっとか・・・)。
また次回!
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