2020
Aug
15
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【株雑記】「賢明なる投資家」のレビュー~第9章と第10章~
今日は「賢明なる投資家」の第9章と第10章を読んだ感想と備忘録。
第9章 投資ファンドへの投資
第9章は投資ファンドへの投資の有用性に関して議論されています。
この章で読むべきは次の一文のみです。
「平均以上の(利益を上げられる)ファンドは存在するだろうか?そして投資家は優れた成果を得るべくそうしたファンドを選択できるのか?もちろんそれは望むべくもない。(答えはもちろんNoである。)」
投資ファンドの利用ではインデックス等と同程度の平均的な利益しか望めない、ということですね。
それがわかってるなら、有名Youtuberが進める本でも読んで、S&P500を脳みそ停止で買えばいいので、これ以上この本を読む必要はないでしょう。(ということでこの章はもうおしまい)
第10章 投資家とそのアドバイザー
今回はもう一章いきます。
第10章では、投資アドバイザーと投資家の関係の在り方についてコメントされています。
ここでは投資顧問会社や投資情報サービス、証券セールスマン、証券アナリストなど、が例として挙げられていますが、
「最もカネになる客は投機的なアドバイスや示唆を欲しがる」
「彼ら(アドバイザーたち)の仕事は手数料を得ることなので、投機的な傾向から逃れることは難しい」
「投機的な業務では長期的に(顧客を)儲けさせることはできない」
と書かれているように、顧客(サービスを利用する我々)がきちんと(投機ではなく)投資の知識を有して、その上でどういう情報を求めているかをアドバイザーに伝えることができない限り、こういった人々に頼ることは金と時間の無駄ということです。
こういったサービスに安易に頼る前に、まずは自分なりに証券分析の手法を勉強したり、投資マインドを確立し経験を積んでいきたいものです。
それでは、また次回!
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